Fernandes   LA-85KK       Ken  モデル

ラルクファンの方お待たせしました、今回はKenモデルです。
ファンじゃない方もせっかくなんで見てって下さい。

KenモデルといえばHoneyで使用されたフライングVのLV-115KK、2000年代にメインで使用されたLOVE DRIVERシリーズなどがありますが、やはりこのモデルを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

LA-85KK

Kenにとって初のアーティストモデルであり、Flowerや風に消えないでなど初期の作品でよく使用されていました。
特徴は何といっても赤、赤、赤の赤づくし。
赤ピックガード、赤ピックアップ、赤ネックにゴールドパーツを装着した派手なギターです。

さすがKenさんはセンスがあるうんぬんと文章を続けたいところですが、同じく90年代にBill Lawrenceが発売した、BL3M-55G シャ乱Q はたけモデル。こちらも赤づくしにゴールドパーツと見事に色が同じです。
90年代は赤が流行っていたのか?はたまたバブルの名残のせいかはわかりませんが、個性を持たせたアーティストモデルで被ってしまうという少し恥ずかしい結果に。

だがしかし、やはり只者ではありません。ヘッドがリバースタイプになっていたり12フレットにトカゲのインレイが入っていたりと、さらりと違いを主張してくるあたりはさすがです。と少しフォローも入れておきます。

90年代～2000年代にはFernandesから数多くのアーティストモデルが発売され消えていきました。その中でもL'Arc-en-Cielは輝き続け、今ではFenderからGalaxy RedとしてKenモデルが発売されるほどの大出世。そして、その始まりであるLA-85KKはKenを象徴する1台だと思います。

ファンの方、コピーバンドをしている方、大出世にあやかりたい方は購入を検討してみてはどうでしょうか?