Aria ProII   LP-650   

見て下さいよ、この風格。
ナチュラルカラーが焼けていい味だしてます。

70～80年代にはこのようなGibsonのコピーギターがたくさんありましたが、評価の高いTokaiやGrecoに比べるとAria Proの評価はイマイチ。

日本製パーツや木材

さらには手間のかかるフレットエッジバインディングと見た目は申し分ない仕上がりです。


問題はネックの止め方。
ネジで止まってるんです。


ちなみに普通はこんな感じ。


ネジを付けてしまった為に、セットネックなんだけどボルトオン、という謎仕様のギターと化しています。
何かの意図があったのか、見えない部分で費用を削減しようとしたのかはわかりませんが、とにかくおしい。

LP-650 LP-600 ピーターフランプトンやエース・フレーリーの3ピックアップコピーモデルは珍しく、このネジさえなければもっと評価は高かったはず。

見えない場所にも気を配りましょう。
そんな教訓を与えてくれるギターでした。