Squier   SST-33   

中古平均価格
27067円
人気
レア度

日本製 Squire Silver Series SST-33 を2つ買ったら中身が結構違った件

ここに2つのSilver Series SST-33があります。


左がLシリアル(91~92年製)、右はQシリアル(93~94年製)

プラパーツやネックの色は違いますが、隠れている部分は同じ色なので これは、日焼けによる変色で元は同じ色だったと思います。

同じ型番の指板違い、製造年が少しずれているだけのギターですが、中を開けてみるとかなりスペックが違いますよ、という話です。
このギターを狙っている人は目を通しておいて損はないはず。

まずシルバーシリーズについてですが、スクワイヤの製造が始まったのが82年、日本製でした。
しかしコスト高等の影響により 80年代後半、韓国製へと移ります。そして、もう一度Made in Japanのスクワイヤを、と言うことで作られたのがシルバーシリーズです。
製造期間は91年~95年頃で、シリアルでいうとL ,M ,N ,O ,P ,Q ,S になります。
型番はSST-33、これにメタリック塗装をしたSST-36、フレイムのフィルムで見た目を豪華にしたSST-39、テレキャスのSTL-33があります。

サクッとシリーズ解説をした所で、具体的な違いですが、一番の違いはボディ材。
初期はバスウッドが使われています。
廉価なギターによく使用されますが、安くて悪いではなく、癖のない音が特徴なコストパフォーマンスに 優れた木材です。
ただ、木目が目立たないので見た目はさみしい。



一方後期は、カタログでWOOD FIBER(P.A.F)と表記されている材が使われています。
これは、木片や木の繊維に接着剤や樹脂を入れて圧力で固めたものです。
左がバスウッド、右がWOOD FIBER

少し見にくいですが、右の画像は小さな木の繊維が集まって出来ているのがわかると思います。
WOOD FIBERのあとにPAF( 特許出願中)とあるのでただ木片を固めたものではなく、音質も確保しつつ安価に大量生産で出来る材料だったと思うのですが、 ギターはしっかりとした木材という思い込みもあってか、こういった材はあまり流行ってはいないようです。

そのほかにもペグがmade in japanから普通のカバードタイプに変更

ピックガードが3プライから1プライへと変更

3シングルのザグリからザクっとしたザグリへと変更

このように、後期の物は初期に比べてグレードダウンされています。

そして一番大事な音はというと

ザルな私の耳では大した違いはわかりませんでした。

ここまでつらつらと違いを書いてきましたが、最終的にどちらが良いというのはありませんが、スペックが違うので価格に差は出るはずです。
こだわり派の方は、Made in Japanのスクワイヤで飛びつく前に、初期か後期か、自分の欲しいのはどちらかを確認しておいたほうがいいと思います。

FenderやSquireは、このシリアルが良い、あのシリアルはダメだと噂の多いギターです。 もし手持ちにこれらのギターがあれば、あなたなりのレビューを書いていただけると嬉しいです。
スペック
一部実測値を使っていますので公式データと異なる場合があります。 また、年式などの違いによって下記の表と一致しない場合があります。
モデル名 SST-33  カテゴリー ギター > エレキ > ストラト
年代 90s トップ バスウッド バック -
サイド - ネック
ネックタイプ
メイプル
ボルトオン
指板
R
メイプル or ローズウッド
184
スケール 648mm ネックシェイプ
ナット幅
U型
42.5mm
フレット数
フレット幅
21
-
ペグタイプ
ブランド名
ロトマチック
made in japan
ブリッジタイプ
ブランド名
トレモロ
Diecast Block Vintage
生産国 日本
PUタイプ
ブランド名
SSS
フロント: ST Single    
ミドル: ST Single  
リア: ST Single  
コントロール 1Vol 2Tone 5Way PU Selector 定価又は
希望小売価格
33000円
その他 -